25年5月ヒヤリ・ハット状況

久慈重機では、2009年より社員にに対して、危険に対する感性を磨き、ヒヤリ・ハットも災害も発生原因は一緒という観点 から、未然に事故や災害を防止する安全対策措置の一環として、社員に毎月1件のヒヤリ・ハットの提出を努力義務として、提出して頂いている。

25年5月ヒヤリ・ハット発生状況



4月激突・挟まれ型の報告が多かったが、5月も全体の25%と多い状況です。
 4月の報告では、風の影響が原因の報告が多かったのですが、5月は基本的な原因です。
 内訳
・巻上げ時、荷がずれて人に当たりそうになった。
・荷を移動する方向に作業員がいて、挟まれそうになった。
・吊荷とアウトリガーに作業員が、挟まれそうになった。
・荷を吊上げた時、荷崩れを起こした。
・荷を吊上げた時、挟まれる可能性があったので、吊る前に離れた。

  3・3・3運動を理解していて、作業員と共に実行していたら防げた内容ばかりです。

その他
・現場が狭く、クレーンが近接していて、ブームとブームが接触しそうになった。
  クレーンの旋回方向など、現場でのルールを取決め、KYで確認することで防げます。

 過去8年間の7月から見る、7月のヒヤリ・ハット予報

昨年の7月は、熱中症や蜂などのヒヤリ・ハットが多く報告されておりました。                         今年は、6月中も気温が高く熱中症の発生が懸念されます。                                      気温の高さや湿気はもちろんですが、寝不足やお酒の飲みすぎなど、朝食抜きなど日頃の生活習慣も原因のひとつとされております。     万が一、おかしいな?と感じたら、即休憩して下さい。                                        陸上競技界では、水をジャバジャバと服の上から掛けているそうです。とにかく身体を冷やす事が大切です。                そして、救急車等で病院へ。決して、該当者を一人にしないでください、必ず誰かが付き添って下さい。

 蜂などの虫に関しては、巣を見つけても触らずに、作業所の職員に連絡して駆除を依頼して下さい。身の周りによって来る様な場合は、虫よけなど用意して、対策して下さい。


作業員とコミュニケーションよくKYを行って、中止基準や風待ちなど含め共有してから作業開始して下さい。
玉掛け作業時の3・3・3運動の30㎝・3秒・3m離れる(離す)の実践も有効です。

交通事故型ヒヤリ・ハット                                                      7月中旬からは、夏休みとなり、ツーリングなどの、飛び出し・割り込みが多いです、車両の運転には十分気を引き締めて頂きたい。

ラフタークレーン特有の左カーブ時の死角も報告されています。 左カーブではスピードダウン、もしくは徐行し、安全を確保して走行願います。

ご安全に。

アーカイブ*