2022年2月ヒヤリ・ハット状況

久慈重機では、2009年より社員にに対して、危険に対する感性を磨き、ヒヤリ・ハットも災害も発生原因は一緒という観点 から、未然に事故や災害を防止する安全対策措置の一環として、社員に毎月1件のヒヤリ・ハットの提出を努力義務として、提出して頂いている。

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  •  2月のヒヤリ・ハットでは、冬型特有の事案が多く報告されました。
  • 転倒型、激突・挟まれ型、交通事故型と同数21%の報告ですが、原因は雪で・氷で・・
  • 「滑って」「バランスを崩して」なっています。
  • 苫小牧は、近年稀にみる、大雪となり、1月の報告で、予想したヒヤリ・ハット予報のそれ以上の報告
  • となりました。
  • どの報告をみても、対策は「足元注意」「足元確認」です。
  • 重大災害も、ヒヤリ・ハットも原因は一緒、今回は「すべった」たまたま災害にならなかっただけ、
  • 一朝一夕には、行きませんが、歩き方や靴など、考えて行かなければならないと感じました。

  • 上記「滑る・・」のほか、2月のヒヤリ・ハットで、特徴的なのは、トラックの荷台上での
  • 玉掛作業に置いて、荷台上で荷が揺れ、作業員に「ぶつかりそうになった」
  • 「ぶつけそうになった」が報告されています。対策は、「荷から離れる」等、
  • 挙げられていますが・・・
  • ちょっと待ってください。荷台の上では、3・3・3運動ができません。
  • 3・3・3運動とは、荷を玉掛して、クレーンで荷を、30㎝巻上、3秒間停止、荷姿・玉掛を
  • 確認して、荷から作業員は、3m離れると云う、安全行動を推奨しています。
  • トラックの荷台の幅は、2.5m位ですから、荷台の上では、作業員が3m離れるのは不可能。
  • 3・3・3運動を励行している以上、「荷から離れる」では対策になりません。
  • トラックから降りて、3m以上離れる事が対策と考えます。
  • 更に、3m離れる際の、荷台から降りる方法も、脚立や踏み台など、登り降りを安全にする様
  • 考えて頂きたい。

  • 4月のヒヤリ・ハット予報
     

 4月は、雪も解け道路状況がよくなり車両は、スピードを出したくなる季節です。

ムリな追い越しや、割り込みなど、交通事故型のヒヤリ・ハットが予想されます。

また、新入学の児童や園児が街中にあふれています。生活道路を走行するときには注意し、

特に夕方の3時~6時の時間帯はスピードダウンでお願いします。

周囲の安全確認を心掛け、常に「かもしれない」運転でお願いします。

激突・挟まれ型では、春一番の突風など、強風により荷が振られ、人やモノなどにぶつかりそうに

なった等、予想されます。

上記でも、お伝えした3・3・3運動を徹底し強風時には、作業所とコミュニケーションよく風待ちや

場合に寄っては、中止するなど安全を確保して作業願います。

ご安全に・・

 

 


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