2022年度4月ヒヤリ・ハット状況
久慈重機では、2009年より社員にに対して、危険に対する感性を磨き、ヒヤリ・ハットも災害も発生原因は一緒という観点 から、未然に事故や災害を防止する安全対策措置の一環として、社員に毎月1件のヒヤリ・ハットの提出を努力義務として、提出して頂いている。
- 4月のヒヤリ・ハット状況
- ■激突・挟まれ型では23%
- 4月は風の影響により、荷が振れ、何かにぶつかりそうになった事象でした。
- 作業所では、コミュニケーションよく、介錯ロープの使用や、強風時の中止など進めて頂きたい
- 同時に、3・3・3運動も励行願います。
- 玉掛けにかんする、他社の類似災害では、トラックの荷台から玉掛け作業を行っていた際に、 トラックの荷台下の陰にいた 作業員が、玉掛けワイヤーが暴れるのを手で押さえ、その状態からクレーンで巻上たため、指を挟んでケガをする事故が起きております。
- 合図者の声掛けや確認不足もありますが、役割分担の不明確さもあると考えます。
- 被災者は、良かれと思いした行動とは思われますが、声を掛け合図者に存在を知らせるなど、 行っていたら・・・そして、3・3・3運動を行っていたら防げた事故と思われます。
- ■交通事故型ヒヤリ・ハット23%
- 月並みですが、鹿の出没・飛び出しの報告が多くありました。
- 一度見かけた場所は、また出没しますので、「かもしれない」運転をして頂きたい。
- また、クレーン車特有の左カーブの死角でのヒヤリがありました。
- カーブに差し掛かった時には、スピードダウン(時には徐行)し安全確認する。
- 同様に「かもしれない」運転をお願いします。
- 6月ヒヤリ・ハット予報
- 6月に入りますと、車のスピードが超過し、スピードを出している車による割り込み等が予想されます
走行中は、時間に余裕をもち、前方の車両との車間距離を十分とり、割り込まれた場合でも対応できるように走行願います。
- 風で煽られた。
あせって、ぶつけそうになった。
など、吊荷作業に多く発生しています。
特に、玉掛け関連では、3・3・3運動(30㎝巻上、3秒間停止、3m離れる)を行っていたら、 - ヒヤリ・ハットは起きなかったと思われます。
玉掛け作業員が3m離れるは、わかっているけど・・・と思われます。
声掛けをして人払いを確認してから、巻き上げるよう実践して下さい。
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