2023年度上半期ヒヤリ・ハット状況総括
久慈重機では、2009年より社員にに対して、危険に対する感性を磨き、ヒヤリ・ハットも災害も発生原因は一緒という観点 から、未然に事故や災害を防止する安全対策措置の一環として、社員に毎月1件のヒヤリ・ハットの提出を努力義務として、提出して頂いている。
2023年度上半期ヒヤリ・ハット状況
23年上半期のヒヤリ・ハットは、交通事故型27%と多く報告されております。
鹿の飛び出し、車両の割り込み、車両の飛び出しが多い状況です。
鹿はどこにでもいます。鹿を見たら、ヒヤッとせず、徐行するなど運転時心に決め走行願います。
激突・挟まれ型13%のヒヤリハットでは、風に煽られたが、もっとも多く。
風待ちや、作業中止などで対処しています。
そのためには、作業所・作業員とコミュニケーションをとる必要があります。ご協力お願いします。
クレーン作業においては、急に巻上ぶつかりそうになったなど、操作ミスがあります。
3・3・3運動をよく理解し、巻下げ時も慎重に操作をお願いします。
墜落・転落12% 転倒9% 合計21%
つまずいた・すべった等ですが、労災統計では、死亡事故には至らないものの、4日以上の休業の第一位が、転倒です。
原因は、つまずいた・すべったです。
負傷の状態では、手足の骨折やひび割れ、捻挫ですが、特にひび割れや捻挫については、完治するまで時間がかかります。
これからの季節は、特に足元注意や確認だけでは、防ぐことは無理です。なぜ?すべったのか?なぜ?つまずいたのか?
久慈重機では、10年以上ヒヤリ・ハットの提出を求め、提出して頂いてます。
毎月のように、滑る・つまずく・・注意・確認で問題は解決していません。
根本的に対策して頂きたい。
また、グリスアップ時に転落しそうになったもありました。
メンテナンス時や非定常作業など突発的な作業では特に、作業前にどんな危険があるのか?どうしたら、防げるのかよく考えて作業願います。
その他20% では、作業にあたっての準備不足が原因による、保護具の未着用があり、こちらも、作業前にどんな危険があるのか?どうしたら、防げるのかよく考えて作業願います。
11月ヒヤリ・ハット予報
総括でもお話し致しましたが、交通事故型、特に鹿の飛び出しが多くなっています。
鹿は、どこにでもいます。常に、時間に余裕のある行動で、スピードダウンする様心掛けお願いします。
ラフタークレーン特有の左カーブ時の死角も報告されています。
左カーブではスピードダウン、もしくは徐行し、安全を確保して走行願います。
朝晩めっきり寒くなって来ました、路面の凍結などにより滑る状況になります。車両のタイヤ交換をはじめ、靴なども滑るに特化したものに交換して、滑らないを実践して頂きたい。
ご安全に。
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