2022年度8月ヒヤリ・ハット状況

久慈重機では、2009年より社員にに対して、危険に対する感性を磨き、ヒヤリ・ハットも災害も発生原因は一緒という観点 から、未然に事故や災害を防止する安全対策措置の一環として、社員に毎月1件のヒヤリ・ハットの提出を努力義務として、提出して頂いている。

  •  
  • 8月のヒヤリ・ハット状況
  • その他 20%
  • 8月のヒヤリ・ハットでは、その他の分類が多くこの中には、クレーン作業時の内容が含まれており、激突・挟まれ型と共通するところが見受けられます。合図の確認や3・3・3運動をしっかり行なっていたら防げる内容ばかりでした。安全確認・安全確認動作を行って作業を行なって頂きたい。
  •  
  • 墜落・転落型 20%
  • 脚立使用時・トラックの荷台から・クレーンの乗り降り時に落下しそうになったなど報告されております。いずれも慣れからくる不安全と思われます。
  • 一言でいう慣れですが、慣れが悪いわけでは無く、慣れによる無意識・慢心が不注意を招く。
  • 不注意そのまま、字の如く注意が無い状態、何も考えていない、まるで空気を吸っているような状態かと思われます。
  • 慣れそのものは、作業効率や作業の安定・品質にとっては重要ですが、危険は危険として、「いつも大丈夫だから」ではなく、たまたま事故・災害に見舞われなかっただけと、各ヒヤリ・ハットにも共通します、 常に危険を意識して作業にあたって頂きたい。
  •  
  • 10月ヒヤリ・ハット予報
  •  
  • ここ3か月分類別では、その他、墜落・転落型が上昇傾向にあります。
  • 今年は、台風が巨大なまま北海道に接近したり、東北地方を通過したりと、大雨や強風の懸念がまだまだ続くことが予想されますので、吊荷が煽られた、人やモノにぶつかりそうになったなど発生します。3・3・3運動や介錯ロープの使用、更にはクレーンのメンテナンスなどで高所作業での安全帯使用など、強風・突風に注意が必要です。
  • 台風直撃時には、気圧が下がり、これにより耳が痛くなったり、めまいがしたりと、耳の変調はバランス崩しやすくなりますので、高所などは特に気を付けて下さい。

  • 交通事故型では、大型車両の宿命ともいえる、急な割り込みや、飛び出しなど予想されます。
  • 常に「かもしれない」と確認して走行願います。
  • 10月の末には、初雪の声もあちらこちらで聞こえてくる頃です。早めのタイヤ交換をお願いします

  •  
ご安全に・・

 

 


アーカイブ*